当院のむし歯治療は患者様の<治る力>を活用しています。
そのため、薬を用いて原因になるむし歯の細菌を殺菌し、
再び感染しないように密封して、薬が漏れないようにしています。
薬を使うことに不安がある方のにご説明しますと、
薬の使う量は、1錠の100分の1ほどの少量(ご飯粒ひとつぐら
い)で薬にアレルギーがない限り副作用の危険はほとんどありません。
この方法はむし歯に感染した歯質は “ 全て削る ” のが一般的な方法と違い、封鎖に支障のある柔らかいむし歯のみを削ります。
『初期むし歯』C0
経過観察
『エナメル質までのむし歯』C1
酸素に触れるように少しだけ周りを削合します。(むし歯菌は酸素が嫌い)
『象牙質までのむし歯』C2
歯の神経を保護する治療(治療1)参照
『歯の神経までのむし歯』C3
歯の神経を保護する治療と歯の神経が化膿している時の治療とにまたがる
『根の先までのむし歯』C4
歯の神経が化膿している時の治療(治療2)参照
治療直後は冷たい水に敏感になる時がありますがかみ合わせに問題が無ければ良くなってきます。
ブログの内容になりますが治療前、治療1年後の経過の症例になります。
根の中を対象とした治療も薬を使って治療します。
根の入り口より少し下に薬を置いて仮封をします。
・ドロドロしたむし歯はとります。
↓
・薬の浸透を待って次回来院時に仮封から薬が漏れていないか、根の中の状態が大丈夫か(薬の色など)をチェックします。
↓
・土台をたてて密閉します。
このようにして根の先を閉じて下から体液が入らないようにします。
< 深い虫歯の治療に関連した内容 >
○虫歯の治療法の比較
○虫歯の治療比較2
○むし歯治療(神経の再治療の場合)