薬(飲み薬)について
本日は薬(主に西洋薬)の内容です。
歯科での問診ではほとんどが
観血処置(歯の抜歯)や麻酔による血圧への影響のためにしか役立っていません。
また、抗生物質や痛み止めとケンカしないかどうかなど。
当院では、飲む薬を減らすよう指導しています。
それの改善策として生活習慣だったり、運動だったりします。
いっけん、何にも関係ないようにみえますかね。
例として血圧160mmhgにしてみました。
血圧160mmhg(収縮期)では主に
○ 西洋医学の定義では病気 (正常は130mmhg)
○ 本態性高血圧( 原因不明といわれる )が多い
○ 血圧の薬で下げようとする
でしょうか。
でも、見方をかえると 生命を維持するためには160mmhgいるという事。
上半身 心臓がポンプ
下半身 心臓がないので足腰の筋肉がポンプの役目をする
下半身の筋力低下 → ポンプ機能の低下 → 血流の低下
このように血液が上半身や脳まで、うまく循環しない事を意味します。
これでは生活をする上で支障がでるため、(低血圧の人を想像してみて下さい)
生体の反応として血管を収縮させて
維持しようといています。
このため、血圧が上がるというわけです。
おそらく、五分ぐらいでも軽めのスクワットをするだけでも20~30mmhgぐらい
はすぐ落ちます。
また、自律神経の乱れにより血流が悪くなるため、老廃物を外に出すために
身体は血圧を上げます。
このような視点で身体が必要だから160mmhgに調整していることでは
ないでしょうか。
では、降圧剤を使用する意味はなんでしょう?
私はあまり意味があるとは思えません。
大学の薬理学の授業で、薬=対症療法 と教えてもらっています。
これでは症状を抑えるだけで、良くはなってはいないって事ですよね。
薬について、もうひとつは
“ 身体の中で分解する ” 必要があります。
つまり、降圧剤を飲むという事は
○ 血圧を下げる
○ 薬を腎臓か肝臓で最後に分解するエネルギーが必要
↓
○ 老廃物がたまる
○ 分解するのに余分なエネルギーが必要
これではますます身体に負担がかかるのではないですか。
薬についてはさらに
○ 交感神経を優位にするので、ストレスが上乗せされた状態になる
○ 身体を冷やす
○ 副作用がある
があります。
これでは食べても、食べても、代謝が落ちてしまっているのでエネルギーを作る事ができません。
みなさんもご存じの野口英世博士は
“ 全ての病気の原因は酸素不足 ” と言っています。
また、アメリカで代替医療のパイオニア、ディーパック・チョプラ博士は
“ 最高の薬局は人の身体 ” と言っています。
このような事から、血液の流を整えてあげれば、病気は治るのではないいでしょうか
歯科の観点からいえば
歯ぎしりやかみしめは自律神経の乱れを軽減しようとするためです。
日によって歯がしみるのが弱かったり、強かったりする経験がありませんか?
これも生命を維持するためにやっています。
当院では、この力は歯への負担が強すぎるので( 歯の破折の予防 、 歯の亀裂が生じて虫歯への第一歩になるため )
自律神経のバランスを整える必要性のお話をさせていだだいています。
(身体と口腔は医科と歯科みたいには切り離せません)
口の中の力コントロールにはここも大事なんだと思っています。
身体にはもともと自分で治す機能があるので、外側からおさえる(薬を使う)必要は緊急の時
だけでいいのではないでしょうか。