解熱性鎮痛剤(ロキソニン) について
テレビのCMでもよくみかける 頭痛に~ 。
そのほとんどが、解熱性鎮痛剤であり、
専門用語では、酸性非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)と呼ばれています。
最近のものは “ 早く効く ” をメリットにしていることが多いのではないでしょうか。
薬とは前提として “ 症状を抑える ” のが目的なのを忘れてはいけません。
CMの最後に使用の注意点を確認、専門家に相談して下さいとあります。
これは、安易に使ってはダメですよって事です。
デメリットももちろんあって簡単にあげると、このぐらいあります。
副作用
○ 消化性潰瘍の形成
○ 血小板凝集阻害 ( 出血がしやすくなる )
○ 子宮運動の抑制、胎児毒性
○ 腎機能障害
○ 腸閉塞
○ ワルファリン( 血液をサラサラにする薬 )とは一緒に併用しない
( 効果が強くなるため )
○ 母乳中に移行する
後は薬を分解するのに、肝臓と腎臓に負担をかけていることでしょうか。
ちなみに2年前に赤文字の腸閉塞は追加されました。
ということは、副作用は追加されるってことで、まだまだ増える可能性があるって
事ですね。
これってものすごく怖いですよね。
当院では、親しらずの抜歯ぐらいしかほとんどお出ししません。
服用の抗生剤もあまり使わなくなってしまっています。
身体に優しく、負担をかけないようにが、医院のテーマなので。
このブログもご参考に。 http://vebia.net/news/7128/
副作用はなんであるの?に続く。