当院の特徴のひとつである義歯治療について説明用のリーフレットを作成しました。
ワードで作成しましたので図や絵の所の見えにくい所を追補してあります。
< 義歯治療について >
義歯と歯と治療の違い
義歯と歯の治療の違いは動くものを扱う所が大きな違いです。
また、歯には歯根膜というクッションみたいなものがあり、固さや柔らかさのかみごごちを調整している
組織があります。
どなたでも髪の毛や小石みたいな固いものを、口に入れたとたんにわかるといった、ご経験があるのでは
ないでしょうか。
< 粘膜の特徴 >
○ 粘膜はピンク色で同じにみえるが、実際は厚みの違いがある。
○ かむ力に対して歯と粘膜は変形する量(被圧変位量)に差がある。
この事から、歯の治療と義歯治療は同じ口腔内でも別の知識や経験が必要となります。
< 義歯治療のポイント例 >
解説しますと、
義歯はかむ力がかかると粘膜方向に沈みこみます。
このため、粘膜の厚みによって負担に耐えられない所(薄い部分)は痛みがでます。
また、かみ合わせの当たり方で一部分あたりが強ければ、そこを中心として回転する力がかかり、粘膜に
ぶつっかって痛みがでます。
3番目に、その方のお口の中には筋肉や小帯と呼ばれる細いスジなどが動くのでそこを避けた適切な大きさ
の義歯にする必要があります。 ( 義歯がゆるい、浮いてくるなどの原因 )
簡単ですが、このような事があげられます。
義歯作製のステップは 診査→型とり→かみ合わせ→試し入れ→完成→調整 と進み、
上の図のようなポイントを踏まえて当院では
「痛くない」 「よくかめる」義歯を提供しています。
また、“ バネが目立たない、金属をつかって長持ち ”よりもひとつひとつの行程を
大事にして治療にあたっております。