(社)気血療法学会のリアル 免疫セミナーを受講しました。
この講習に行こうと思ったきっかけは「非常識の医学書」(実業之日本社)
で福田稔先生の事を知ったことです。
現在は娘さんが運営されていますが、私の目指す方向とあっていますので
何か得れるものを患者様に提供できればと思ったからです。
この会ではセミナーの名前の通り、免疫力がテーマであり、薬を使わずに
体の力を使いましょうという事でした。
当院ではむし歯菌などの細菌だけやっつけるためにご飯粒ぐらいの量を使い
ますが、歯の抜歯や急性症状以外は薬をお出しする事は有りません。
薬はあくまで症状を抑える「対症療法」です。
もちろん、感染症には必要な時がありますので全ていらないわけではありません。
例えば、痒み、せき、くしゃみなどは体の外に出す反応なのでいい事ですが、薬で抑えて
しまう機会が多いかと思います。
抑えてしまうと悪いものがたまってしまうのでさらに強い薬が必要になります。
これでは健康からどんどん離れてしまうのではないでしょうか。
また、自律神経という２種類の体をコントロールしている神経があって
薬の服用はバランスを片方に寄せてしまいます。
簡単にいうと興奮状態にしてしまい、気が張った時間が増えます。
リラックスしたくても出来ないかもしれません。
歯科の観点からでは身体の調子が悪いのに口腔内の調子が良くなるとは
思いません。
特に歯周病は慢性の疾患なので身体の抵抗力が関係します。
歯周病細菌はブラッシングや歯周病の治療で少なくする事はできます。
ですが、０%には出来ませんね。
もしお口の中を細菌０%に出来たら外からの感染症にかかってしまうと
思います。
口腔内の細菌も身体を守ってくれているので悪さをしないように身体と
バランスをとっていければいいのはと考えています。
セミナーにご興味のある方は
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