むし歯について続き

《むし歯について続き》

前回はむし歯がどのようになるかが抜けていました。

それはマイクロクラックが関係しています。
歯と歯のぶつかった場合に力が集中するため、よくこのような細かい亀裂は歯と歯茎の境目の近くに見られます。
「冷たいものがしみる」と知覚過敏を訴える方は関係があるのではないでしょうか。
私も噛み締めて寝てる時があるので、朝一番はしみたりします。

この亀裂に細かい物が挟まったりして最初のむし歯ができると考えられます。
なので、歯と歯の間にむし歯ができても、亀裂がない方はむし歯なっていません。

むし歯菌は何種類もいますが、お口の細菌は酸素が嫌いです。
このような菌類は嫌気性菌と呼ばれています。
細かい亀裂の場所は酸素が少なくので細菌達にはとても良い環境なんです。
そこに甘いものの栄養が入れば生活できてしまいます。

ただ、この歯との間のむし歯は進行が遅いのでフロスを習慣にしていただけると
大変効果的だと思います。
フロスについては種類もありますのでご質問して下さい。