むし歯について

《むし歯について》

今回はむし歯についてです。
わたしが学生の時に学んだ事や実際に歯科医になってから感じたことがあります。
学生の時は

【むし歯になり易い所】

子供:咬合面(歯と歯が当たる所)
大人:隣接面(歯と歯の間)

このようだったと思います。
後、子供も隣接面のむし歯は見落としがちだったり、少し大きくならないと見つけ
にくい事だったと思います。

今回は大人のむし歯にウエートを置いていますが、最近はお子様も同じような傾向が
ある様な気がします。

甘い物は控えましょう。
歯を良く磨きましょう。

これでは「そうですよね。」でお終いなので別の視点を参考にしていただければと思います。

歯には細かいヒビが入ります。
これはマイクロクラックと呼ばれます。
もちろん毎日の食事で使っていますのでしょがない所もあるでしょう。

ここで私がお伝えしたい事はここでも噛み締めや歯ぎしりが関係していることです。
このような普段の食事以外の力がかかることにより歯に負担がかかり過ぎてしまします。
鏡でみたら自分の歯に線が入っている方はこのような傾向強いと思います。

ストレスを上手にコントロール出来ればむし歯にならないかもしれませんね。
環境は簡単には変えれないので筋肉のマッサージをおすすめしようかと思います。

実は私も筋肉が緊張していましたので、
最近はマッサージをしています。
私の場合はほっぺたの骨の下から上に押してみました。
ここには咬む筋肉(口を閉じる筋肉)があるので噛み締め癖があるかたはたぶん痛いはずです。
咬む力は下に力がかかるので反対に上に力をかけて楽にしてあげる感じです。
笑いの効果もほっぺたが上に持ち上がりますので「良く笑う健康にいいですよ」も
歯科と繋がってるなと思うようになりました。

このようなことも予防として違ったアプローチではないでしょうか。