腸内細菌について

《腸内細菌について》
私の考えとしては免疫力の強化が口腔内の健康に繋がると考えています。
それは自律神経系のコントロールに影響しているからです。
免疫のことで学んだことは腸はかなりすごい器官であり、身体を守ってくれています。

主な働きは次になります。

・栄養の吸収
・血流に悪いものが入ってこない様にする-免疫の70%を占める
・免疫機構の維持

・ビタミンの合成
例えばビタミンB6はGABA、ドーパミン、セロトニンを作るのに必要
セロトニンは腸の90%、脳に2%存在しています

・必須アミノ酸の合成 ・脳内伝達物質の合成
・ホルモン、酵素の合成
・腸のぜん動運動

《腸内細菌の種類》
善玉、悪玉、日和見菌に分けられる事が多い

・アクチノバクテリアー放線菌など(善玉菌)

・プロテオバクテリアー大腸菌など(悪玉菌)

(日和見菌)
・フィルミクテス
太る(おデブ)細菌、脂肪を好む、食べ物からカロリをたくさん抽出
人の身体にカロリーが必要だと思わせる
欧米型の食事で多くなりやすい

・バクテロイデス
痩せる細菌、食物繊維を分解して短鎖脂肪酸をつくる
繊維質が多くて糖分が少ない食事

短鎖脂肪酸の役割
・脂肪がたまるのを防ぐ
・Tレグ細胞↗︎(抗アレルギー)
・セロトニン↗︎
・腸のバリア↗︎
・細菌 → 食物繊維を分解 →短鎖脂肪酸

*分解した後に水素(活性酸素の除去)を発生させる

歯科については歯周病への抵抗力のアップには間違いなく繋がると考えています。
また腸の免疫力が上手く機能しないと炎症の影響が腸から全身に影響をしてしまう可能性が
あるそうです。
全身は繋がっていますので例えば歯周病菌が心内膜炎を発症したりします。
歯周病は慢性炎症ですし、身体のどこかで炎症が続いてる結果口腔内にも症状がでていると
も思います。