私の考え《かみ合わせについて》

かみ合わせについて

歯は頬、舌、唇の間の筋肉に挟まれてバランスを取っています。
また、歯と歯のかみ合う力の調和の中にあります。
かみ合わせの不調は身体の不調に繋がる事があり、すべての原因ではありませんが、歯ぎしりや肩凝りがその例です。
一般の方は身体が疲れやすい、頭痛が多いとかであれば医科に通院されるかと思います。
もしくは、市販の薬で抑えているかもしれません。
おそらく、噛み締めや歯ぎしりで口を閉じる筋肉が長時間緊張しっぱなしで筋肉痛になり頭痛がするのでないでしょうか。
もちろん、ストレスによる身体の症状もあると思います。
肩凝りの視点からは肩の筋肉と歯の神経の一部繋がっていますので肩の症状が出てもおかしくありません。
医科と歯科は分かれているので不調の繋がりは分かりにくいと思います。

かみ合わせの不都合はある程度であれば身体のほうが適応してくれます。
ですが少しでも許容範囲を越えるとだんだん、支障がでてきます。
それはテレビや雑誌などにでてくる歯周病も無関係ではありません。
歯周病はほとんどが慢性の細菌感染症で骨が壊れる病気です。
かみ合わせの力が強すぎればプラスアルファで悪化させてしまいますので、
歯周病は細菌だけだはなく力のコントロールも必要と考えられます。

当院の方針は3つに分けてありますが、すべて組み合わせて患者様治療に対応しようと
考えています。